こんにちは、KawaJiNです。
今日は意外と知られていない、太鼓さん次郎の「Judge」について、ちょっとだけ書いていこうかな~と思います。
まず基本的なものとして、Judgeには0~9のLevelが存在し、Levelの値が低くなれば低くなるほど判定は厳しくなる仕様になっています。
また、JudgeLevelに応じて太鼓さん次郎のスコア1桁目の値が変動します(例:J0=0[10] , J2=8 , J9=1)
この設定はconfig.ini内の
JudgeLevel=
によって変更が可能です。
次に、Judgeを好みにカスタマイズする事が出来る「Range値」と言うものがあり、このRange値には判定の幅をミリ秒単位で入力します。Greatは良、Goodは可、Badは不可です。
Range値も同様に、入力した値によってスコアの1桁目が変動します、これについては後ほど記述します。
この設定は config.ini内の
JudgeRangeGreat=
JudgeRangeGood=
JudgeRangeBad=
にて変更出来ます。
また、JudgeLevelとJudgeRangeにどちらも値が入力されている場合、JudgeRangeが優先して読み込まれます、ご注意ください。
(追記:Rangeに4桁以上の値を入力すると強制的に1000に固定され、5桁以上の値を入力するとエラーで空欄になります)
さて、JudgeにはLevelがあると前述しましたが、ではそのLevel毎の判定はどの程度のものなのでしょうか。
以下に例としてJudgeLevel0~3のRange値を載せます。
JudgeLevel=RangeGreat,Good,Bad,
J0=50,100,x,
J1=60,120,x,
J2=70,140,x,
J3=80,160,x,
このようになっています。
これを見れば分かる通り、J0を基準とし、良なら+10 、可なら+20するとJudgeが1増えます。これは仮にどちらかのみを上げたとしてもJudgeが1増えます。 (要は50,120,x,だろうが、60,100,x,だろうが、60,120,x,だろうがJ1になります。)
また、なぜ不可の値がxなのかと言うと、“不可はどの値でもJudgeLevelに影響しない”という特性があり、Range値を特定する事が出来ないからです。
因みに本家のRange値は 50,150,x,の為、このまま入力してしまうと良の判定はJ0なのにも関わらず、可の判定によってJ2扱いされてしまいます。
(追記:本家のRange値は 50.05,150,217の説もあります)
...さてここまでで気付いた方もいると思いますが、Judgeはある程度の不正が可能です。 J2を例に上げますが、要はRange値は良なら79、可なら159までの範囲であればどう弄ろうがJ2までに抑えられます。
また、不可の値はJudgeLevelに影響しない為、値を0にしてしまえばどんなにガチャ押ししようが複合等が接続出来てしまいます。 これによりJ0だけど実質J1みたいな事が可能になってしまうのです...
善良なプレイヤーの皆さんにはオススメしません。
こんな所でしょうか。
太鼓さん次郎はオートでプレイをするとスコアの1桁目が強制的に0になることから、一昔前まではJ1やJ2が主流でしたが、最近では段位さん次郎の不正防止モードの登場等により、J0への意識は大きく変わりました。
Judgeに関して、どの判定幅でプレイするも本人の自由ですが、
Judgeをどのくらいにすればいいか分からない方や、本家と同じ良判定でかつJ0の範囲でプレイしたいという方がいれば、
JudgeRange=50,119,150~200,
をオススメします、取り敢えずこれにしておけばまず間違いありません。
ではこの辺りで失礼します。
記述漏れや意味不明な内容等があればコメントで教えて頂ければ泣いて喜びながら修正or返信しますので宜しくお願いします。
快適な次郎ライフを。