むかしむかし、あるところに、
キタさんとタキさんが住んでいました。
キタさんは山をシバきに
タキさんは川へ洗濯へ行きました。
タキさんは若かりし頃、
数多の著作権を侵害しその手を汚しました。
ある日、村の若者がキタさんにこう聞いたそうです。
「どうしてタキさんは、いつも川で洗濯をしているの?」
するとキタさんは答えました。
「タキさんはな、過去の過ちを少しでも水に流したいと思って洗濯に没頭し始めたんじゃ。
最初は家事のみじゃったが、気が付けば仕事としても洗濯業を初めておった。」
タキさんにとって洗濯とは“救済”でした。
しかし、毎日の洗濯は次第に依存へと変わっていきます。
その状況を見かねたキタさんは、ある日...
続きをキボンヌ
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