LEAGUE “The Revive”の予選が終了したので、この辺りで一度振り返りの記事を書こうと思います。3
・2回戦
さっそくやるか。
作譜者の言い訳コーナー!!!!!!!!!!
曲探しだけで毎日5時間近くしていたら、提出期間残り4日でやっと曲を見つけ2日で仕上げた訳ですが...
なんかね、最後まで作って適当にスコア記入したら偶然中盤のブレイクで
「444combo 555550点」
とかになっちゃったんですよ。
この偶然のおかげで前回デッドエンドにてが666comboなことや、修正の時間も無かったことから、完全に自分の中で修正するという考えが無くなってしまいました。
で、その結果が1位との点差8点、2位との点差1点という。
順位としては3位と、リーグ戦の舞台としては非常に好成績ではありますが、自分が妥協せずにもう少し調整していれば簡単にひっくり返った点差です。
後半の低速のゴーゴーを外すだけで順位が伸びる可能性があったと考えるとやりきれませんね~...
とはいえ、クオリティ自体はかなり自信のある譜面なので、今後たまに話題に上がってくれると嬉しいです!
(近いうちにまたキャスで解説しようかな)
これはあくまで主観100%の一意見に他なりませんが、
今の次郎界の上位入賞傾向にある譜面は、この「+α」の要素が非常に重要だと私は考えています。
要は“非の打ち所が無い譜面”だけでは勝ちきれないということです。
(タイプ,特性,性格,技,個体値,合計種族値が同じポケモンが2匹いたとして、
種族値100-100-100-100-100-100に努力値85ずつ振るのと、
種族値108-130-95-80-85-102に努力値AS252H4を振ったポケモンなら、後者の方が基本強いじゃないですか)
では「+α」とは何かというと、一例ではありますが
・創作譜面に於ける何かしらの要素(繰り返し、演出、配色など)に突出している
・過去に類を見ない新規性のある配置や演出
・理論を超え、その配置に絶対的な説得力を持たせる配置(簡単に言えば“グルーヴ感” や “アツさ”)
などになります。
ボーカル曲には歌詞がある分、音取のレパートリーが多いインスト曲に比べ配置の説得力を持たせやすく、かつ評価割れが起こりづらい(各製作者の音取に於ける選択肢の除外)です。
また、歌詞があると曲のコンセプトが伝わりやすい=アツさの演出に繋がるのではないかと考えました。
以上を踏まえ基礎的な要素は全て取り入れつつ、曲のポテンシャルを活かした上で自分の得意とする配色を前面に押し出せば、新規性を追い求めずとも「+α」を容易にクリアできるという訳です。
ボーカル曲サイコー!!!
まあこの考えが正しいかどうかは別として、
LEAGUE "The Revive"予選は1回戦優勝、2回戦3位でBlue予選1位通過という素晴らしい結果になりました。
私の師であるすかいさんもRed1位通過ということで、すかい教が如何に素晴らしいかを布教することが出来たと思います。
因みに結果発表の日はすかいさん宅にお邪魔していました、いつもより酒の回りが早かったです。
・2回戦のお気に入り譜面紹介コーナー
1回戦に比べると数は少ないですが、その分お気に入り度がどの譜面も非常に高いです。
・Uneasiness 2-x= / すかい様 90点 お気に入り
今までのすかいさんがこれでもかと盛り込まれたファンサービス旺盛な譜面でした。
しかも新規性があるんですよ、その上で配色,音取,繰り返し,密度遷移等での展開の差別化が、こちらの遥か上を行く表現で成されているんです。
マジでヤバイ、平均80の制限が無ければ「99点」を付けていました。まあどっちでも順位は変わらないですけどね、優勝おめでとうございます!
・karma (Miii Remix) / りーふさん 86点 お気に入り
この譜面を見た瞬間、高揚と共に私は敗北しました。
karmaはTRiGGER (Zekk Remix)を遥かに上回る作品だと、鈍器でぶん殴られたような衝撃を受けました。
各長複合に対するアプローチが素晴らしく、何一つ無駄の無い美しくキャッチーさのある譜面です。
彼の譜面で一番好きな譜面は今後そう揺らぐことは無くなりましたね。
りーふさんは以前「AssAssIn」という同系統の譜面を大会に提出していますが、それを見た後にkarma (Miii Remix)を見ると感動で涙が出てきます。
で、なんですか7位って。
許せません、私は悪夢でも見ているのでしょうか。
この譜面が7位で出る?流石に冗談ですよね???
・Scopul Moscovei (Moskau Bootleg) / butterさん 85点 お気に入り
1,2回戦込みでのプレイ部門最優秀賞受賞作品です。
プレイ感は勿論ですが、私がこの譜面を高く評価した理由はやはり“四つ打ちの概念をぶち壊している点”ですね。
もう感想で既に書いていますが、この譜面は四つ打ちのベースの組み方が曲とは全然違います。
しかしベースには必ず一定の規則が存在し、その上で強調する箇所へ綺麗に導入できるようにしているんですよね。
この譜面は何らかの要素を捨てる勇気が無いと絶対に作れません。
非常に独創性があり、今までの自分には無かった「+α」を遺憾なく発揮している神譜面だと思います。インスピレーション受けまくりました。
・Semi Finalの意気込み
本当の殺し合いが始まります、今までの戦いは序章に過ぎなかった...。
ここに残っている12人の最強次郎勢の中でも
「セミに全てをかけるタイプ」と
「ファイナルを見据えるタイプ」の人がいると思います。
このゴールをどちらに捉えるかは順位には関係ないと思いますが、今回私は前者になります。
予選で“新しい型”を見つける為、自分探しの旅に出かけていた私は色々なものを引き連れて帰ってきました。
もう結果に囚われる必要はありません。
勝っても負けてもいい、これが最後の作品になろうとも構わない、そのくらいの気持ちを込めて制作しました。
なんだかラスボスを目前にしたRPGの主人公のような気分です(知らんけど)、いざ最終決戦の舞台へ!
「主役じゃない 何にも成れない 僕を誰か見つけてくれよ」
「誓った約束 笑い合って手を取り合って 再び君と羽ばたく」
旅のお供はこれまでの、KawaJiNの全ての譜面。
Semi Finalのコンセプトは...「根源」です。
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